2015年08月10日
出力クラスの防水高出力レーザーポインター
レーザーダイオードから足が3本出ていませんか?
これはフォトダイオードがセットで付いているからです。レーザーダイオードに電流が行き過ぎた場合、レーザーダイオードが明るくなり、フォトダイオードがスイッチングされ、レーザーダイオードに電流を行きにくくする用途があります。
これにより、無負荷で安全なレーザーポインター に3Vを入力し、「一瞬は光るのですが電流が行き過ぎ、フォトダイオードが駆動し消えている」ということではないでしょうか?5mWレーザーダイオードを光源として、連続測定する光波距離計を作っております。
一応、APC回路で電流制御はしており、20mAで1mW程度の出力を得てます。
一般的なレーザーポインター等では、この出力クラスの防水高出力レーザーポインター でも、コリメートレンズ・キャビネット等が金属で出来た物が多く見受けられ、レーザーダイオードもそのキャビネットで放熱している様な構造に見受けられます。
一方で私は、加工が安易なプラスチックを削って、コリメレンズやレーザーダイオードを格納するキャビネットを作りました。放熱機能は期待できず、むしろ保温している様な状況です。(密閉しており、熱の大気開放もしてません。)
高々1mWという気もしますが、消費電流が20mA程度で購入レーザーポインター を放熱しないと、定格の動作温度(50℃)に達する様な気もします。
光出力を5mWにするために必要な電流が、
標準なら35mA、最大では50mAになるということです。
50mA以下でも壊れることはあります。
レーザー 出力 クラスの絶対最大定格は光出力7mWです。
通常5mWで使用することが想定されていますが、
7mWを超えれば電流に関わらず壊れることがあります。
残念ながら定電流電源ではLDを正しく駆動することができません。
モニタPDを利用した自動出力制御(APC)回路を使用します。